2/17 店主会がゲストティーチャーに!

 ご報告が遅くなりましたが、去る2月17日、橿原市立八木中学校の先生よりご依頼をいただき、大和Noodle店主会でゲストティーチャーとして授業をしに行ってきました。


 この日のゲストティーチャーは、歌手やコーヒー焙煎士、サッカークラブのスタッフなど個性豊か。皆さん、校長先生をはじめ先生方が直接呼んだ方ばかりだそうで、人脈の広さに驚かされました。

 そんななかでラーメン店主の授業は、というと、我々が受け持つクラスの担任の先生と打ち合わせをし、生徒たちに実際にラーメン作りを体験してもらおうということになりました。

 今どきの中学生は、どんな反応を示してくれるだろうか――。そんな不安も少し抱えながら始まったゲストティーチャーの授業でしたが、生徒の皆さんはとっても明るくて仲が良く、店主の問いかけにも元気よく応えてくれました。

 

 

 まずは先生から我々のご紹介をいただき、それから、この日行う授業について「麺屋いちびり」の濱田店主より説明しました。
 事前にラーメンとつけ麺のどちらが良いかを決めてもらっていて、ラーメン4卓、つけ麺2卓と全6卓に分かれての調理実習です。
 ラーメンのスープと麺は「麺屋NOROMA」、つけ麺のスープは「麺屋いちびり」で使っている実際のものを持参しました。

~ラーメンの調理工程~
①自分の器に「タレ」を入れる
②お湯を沸かし、麺を入れて混ぜながら茹でる
③温まったスープを既定のラインまで入れる
④麺のお湯を切って、③に入れる
⑤麺とスープを絡ませて、好きなトッピングを盛る

 特に生徒の皆さんが苦戦していたのが④の工程で、勢いよく麺がすべってスープがこぼれるなど、大きなテボの扱いにとまどっていた様子。それでも自分で作ったラーメンをおいしそうに頬張る姿を見て、とても嬉しく思いました。

 

 一方、つけ麺班は麺を水で〆るという作業があります。ぬめりを取ってぎゅっとしまった麺は、ラーメンと同じ麺でも違った味わい。残ったつけ汁にスープを入れて、スープ割りまで楽しんでいただきました。

 

 一時間の枠のため、調理後に計画していた質問タイムはあまり取れませんでしたが、調理中にも各店主に質問をする生徒さんの姿も見受けられ、店主にとっても貴重な機会となったよう。
 最後に、代表の生徒さんから「あっという間の時間でした。ラーメン作りはおもしろいと思いました」という嬉しいメッセージまでいただきました。

 担任の先生やカメラマンの先生もNOROMA特製Tシャツを着て盛り上げていただき、店主会メンバー一同、貴重で楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 八木中学校の先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました。


大和Noodle店主会では、奈良の若者たちに調理や飲食に興味を持っていただきたいという思いで、このようにラーメンづくりの楽しさを伝えるラーメン教室を行っています。
小学生から大学生まで、年齢に合ったカリキュラムが可能です。

詳しくは、各店舗か事務局までお問い合わせください。
※多忙期などご対応できない場合もあります。ご了承ください